秋と言えば芋煮会!山形風芋煮のレシピと作り方
2016/10/12
秋と言えば東北地方で有名な芋煮会が頭に浮かんできます。
東北地方特有かもしれませんが、それだけ盛んに行われている証拠ですね。
お隣の山形で毎年行われる芋煮イベントも有名です。
私は宮城に住んでおり、時期になると至る所で芋煮会を楽しむ姿が見られます。
芋煮の味も各地によって違い宮城は味噌に豚肉、山形は醤油に牛肉と材料も違います。
昔から味噌味に慣れているので、山形の芋煮を初めて食べた時はおいしく感じたものです。
今回は山形風の芋煮について調べてみました。
作り方をマスターする為レシピと調理方法をのせました!
目次
芋煮の始まり
サトイモの種芋は穴を掘って地中での保存が可能だが、
食用のものは7℃ - 12℃に保たないと腐敗する
(温度が低すぎても保存できない)ため、
寒冷地の東北地方で越冬させるには
囲炉裏や屋根裏などの温度が高いところでの保温が必要だった。
その保存の難しさから、
厳冬期前に消費する意味合いもあって
「芋煮会」の原型が行われたと考えられる。
また、青森県に「芋煮会」がないのは当時のサトイモの栽培限界より
北にあったこと、東海地方以西で行われないのは、
サトイモの保存が容易だったことなどが考えられる。
里芋の保存が難しいので
芋煮会の原型ができたのは意外でした。
何で限られた地方だけで盛んなのかなど
昔からの歴史が分かるとより
一層芋煮会を楽しめますね!
名称
南東北では「芋煮」
岩手県北上、秋田県横手、山形県最上地方では「芋の子汁」や「芋の子会」
秋田県沿岸や内陸部では「鍋っこ」
福島県会津地方では「きのこ山」
と呼び名も地域によって違いが見られます。
山形風芋煮レシピ
材料(10人分)
洗い里芋500g×4袋
牛バラ肉薄切り1㎏
板こんにゃく2枚
長葱5本
笹がきごぼう1袋
ぶなしめじ2袋
だし醤油 300cc~
酒・砂糖・醤油適量
調理方法
里芋を軽く水洗いして大きいものは一口大に切る。
こんにゃくは手でちぎると味がしみやすい。
長葱は食べ易い大きさに大きさに切る。しめじは石づきを取って手で割く。
パックでないごぼうは笹がきにする。
鍋に1/3ほど水を張り、里芋・こんにゃく・ごぼうを入れて火にかける。
沸騰したら灰汁を取る意味で泡をお玉で2~3度取り除き、酒をドボドボひとまわし。
そこにだし醤油を入れて煮込む。
砂糖、醤油などで好みの味に調える。しめじ、肉、長葱を加える。
ここでがらっと味が変わるので再び味を見て完成
どうでしたか?
外で作る芋煮は何故かとてもおいしく感じます。
幹事だと場所取りや食材の準備と大変ですが、
仲間と一緒に作るとコミュニケーションも取れるので絆がより深まります。
私も会社のイベントで芋煮を毎年しますが、皆仲が良く楽しい時間を過ごせますよ。
注意点として屋外ですから、片付けは最後まできちんとしてくださいね。
残すと処理が大変なので量を少なめに設定して食べきれる量を作りましょう。
ごみを周囲に捨てるのはご法度ですからね