【もう間もなくです!!】しし座流星群の2016年情報と見るべき方角は?今年は流星雨が起きるか!
2017/02/05
11月に入り大分寒くなってきましたね。
今年のしし座流星群も、
もう間もなくです!
沢山見える事を願って待ちましょう。
しし座流星群は三大流星群と比較しても
知名度が劣りません。
その人気の秘密は何でしょうか?
三大流星群の「ふたご座流星群」と「しぶんぎ座流星群」
についての記事を書いてます。
しし座流星群は最近だと2001年に
流星群が大出現し話題になりました。
私は当時全く知らずに過ごしましたので
見る事ができませんでした。
そんな苦い思い出もあります。
しし座流星群は大出現によって
知名度がぐっと上がったと思います。
目次
しし座流星群の2016年の情報を調べてみました!
しし座流星群の2016年情報
しし座流星群出現期間11月10日~11月23日
極大日時17日19時
月齢18
しし座流星群2016年は観測条件は良いか?
残念ながら2016年のしし座流星群は観測条件が良くありません。
出現のピークとなる極大日時は17日19時と
辺りは暗くなり始めていますが、
この時間しし座はまだ地平線の下で肉眼で見えません。
また月齢も18と満月過ぎの月でこれも良くありません。
2001年の大出現を最後に
流星群の数は減っている状態も続いている。
しし座流星群の見える方角は?
しし座は東の空から上ってきます。
ですが、流星群はどの方角にも流れるので
放射点を気にしないので有れば、
街明かりと月明りを考慮して
観測方角を決めるのが良いと思います。
ただし月明りが明るいので月が
直接目に入らない方角を向く必要はあります。
しし座流星群をみるポイント
しし座流星群をみる時間帯
極大の始まる17日19時から明け方にかけてが一番の見ごろです
明かりが少ない所を探す。
この日は満月過ぎの月なので月の光が目に入らないようにする。
人間は視界内にある「明るいもの」に標準を合わせてしまうため
月や街の明かりから遠ざける
月明りは背を向けるか、
手で月を隠すようにするだけで星が見やすくなります。
暗い所に目を慣らす
暗い所に5分から10分いるだけで目が慣れて今まで見れなかった
星も見えるようになります。
寝転んでみるのが良い
長時間夜空を見上げていると首が痛くなってきます。
せっかくきれいな流星を見ても首や肩を痛めては満足度が下がってしまいます。
寒くない服装を用意
時期的に11月17日なので夜中になれば寒いですから、
防寒対策はしっかりとしてください。
しし座流星群の特徴
しし座流星群は昔から記録が残っていて
流星群の大出現がたびたび起こっている事。
また流星の速度が速く流星が明るいのという特徴があります。
しし座流星群の歴史
しし座流星群の確実な最古の記録は西暦902年から
残っており日本では967年に最古の記録が残っています。
その後、ほぼ33年ごとに見事に記録が残っています。
そのたびに流星雨や流星嵐といった記録が残っており、
日本だけだなく中国や韓国の資料と
世界的に見られ膨大な記録が残っています。
特に1799年、1833年や1966年の活動はすさまじく、
1833年は推定1時間あたり50000個、
1966年は瞬間的に推定1時間あたり150,000(1秒間に40個)
と言われています。
その後、1999年にヨーロッパで、2001年には
日本で1時間あたり2500程度(1分あたり約40個)の
活動が観測されました。
2001年当時の日本は、
天候に恵まれたところもあり、
当時間帯のラジオでも放送されるなど、
全国的に注目を浴びました。
以前起きた流星嵐の動画がありました。
三大流星群と言われるものでも1時間あたり50個程度なので、
1秒間に40個ってどれくらい凄いのか想像がつくと思います。
しし座流星群がきっかけに流星天文学が進化
しし座流星群は、この大出現のたびに流星天文学が
進化するきっかけにもなっており、
1833年には輻射点(放射点)の存在が明らかになり、
1866年には流星と彗星との関係がそれぞれ研究された。
写真や映像も記録として数多く残っています。
また1999年に発表されたしし座流星群の出現予報は、
「ダストトレイルモデル」とも呼ばれ、
従前の予測方法とは桁違いの精度で
流星群の出現予測が可能になっている。
まとめ
残念ながら今年は、
条件が悪いですが、
しし座流星群は
流れる速度が早く
明るく見えます。
月明りや街明かりを考慮して、
みる事で十分楽しめると思います。
2001年以降は
流星の数が減っています。
ですが少ないと予想されている時も
沢山見れたりする事もあります。
静かな所でゆっくりと、
夜空をみるという事も
たまには良いのでしょうか。