政治経済
小選挙区制と比例代表制の違い
最近は選挙関連の更新が目立ちますが、選挙が近いので
もう少しお付き合いくださ。
選挙で使う言葉は普通に聞きますが皆さん説明できますか?
私は説明できない用語は沢山あります。
良く聞くのに説明出来ない用語を少しでも減らしたいとの思い
で記事を書いていきます。
今日は小選挙区制と比例代表制についてどういった所が違うのか
メリット、デメリットを書いていきます。
小選挙区制
1選挙区に1名の立候補者を選出する制度
長所
責任の所在がはっきりするので政策の結果を評価しやすい。
国民の力で政権交代をおこしやす。
短所
少数派の意見が国政に反映されにくい。
最高獲得者だけが当選するので死票が多くなる。
小選挙区制は立候補者に投票するので、国民の民意が反映されやすいですが
半面少数派の意見は反映されない。
死票が多くなるので小政党には不利と言われ政策が偏ってしまう危険もあります。
一方の比例代表制は
全国をブロックに分け各政党の得票数に応じて議席を比例配分する選挙方法です。
長所
少数派の意見も反映されやすい
死票の発生を抑える事ができる。
短所
立候補者を選べないと不満が出やすい。
議員に政策の一致が無いと政局が不安定になりやすい。
小選挙区制で落選しても党の獲得数によって比例区で復活当選出来る。
小選挙区のみの場合は各党首などが落選してしまうと政局が不安定に
なるのを防げます。
小選挙区制も比例代表制も長所、短所それぞれ違いがあります。
日本の場合はこの二つを合わせて小選挙区比例代表並立制として選挙を
行います。
小選挙区比例代表並立制で行う事で
死票がすくなり、少数派の意見も反映されます。
なるべく世間の意見を反映させる為にこのような制度を行っているのです。
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